オンライン英会話の汎用性

オンラインであれスクール型の教室であれ、英会話と名がつく以上は、英会話力に何らかの効果が見込めるということが、これらのサービスを利用する大前提であり、逆に、英会話力とは別の英語力をつけたいのであれば、何もオンライン英会話やスクール型の英会話教室を利用する必要などまったくありません

とはいえ、これはスクール型の英会話教室でも同じことですが、オンライン英会話で学んだことを他の何かに汎用できるという考え方が成り立つとすれば、当然オンライン英会話のユーザーの可能性も広がりますし、オンライン英会話自体の可能性もさらに広がっていくことを意味することになります。

では、果たしてオンライン英会話の汎用性に関してはどの程度のものが期待できるのでしょうか。

TOEICに汎用できるのか

英語力を数値化して表現する方法はいくつか考えられます。学生さんであれば、有名な英検(実用英語技能検定)もそのひとつですが、社会人にとってより精度の高い英語力の指標となるのが、TOEICのポイントです。多くの人がTOEICを英語力の指標にしている以上、もしオンライン英会話の学習によってTOEICのポイントがアップしたというひとつの汎用性を確認できたなら、格安の部分には多大なる自信があるオンライン英会話の利用価値とポテンシャルはますます高まることになります。

ではここで、ちょっとこのTOEICについて説明を加えておきます。TOEICというのは、リスニング(放送を聴いて答える問題)、リーディング(文章を読んで答える問題)、ライティング(英語による作文の問題)、そしてスピーキング(英語を話す力、英語で表現する力を試す問題)という4つのパートに大きく分かれています。スピーキングとライティングはまとめてひとつのセクションとして行われますが、いずれにしても英会話の能力を問われる問題でないことはない、ということはいえます。

ですから率直な印象を言えば、結果的に、オンライン英会話がTOEICに汎用できないことはないということになります。本来であれば、TOEICを受検するならぜひオンライン英会話で学習を!などと喧伝したいところではありますが、正直な話、まったく無意味ということはないにしても、そこまでおすすめできるものではない、というのが実際のところでしょう。

ベストマッチングとは言えない

もちろん、オンライン英会話とTOEICの相性は、個人の感覚にもよるところが大きいため、絶対に相性がいいとか、オンライン英会話ではムリといったはっきりしたことを言えるものではありません。ただ、傾向としていえることは、オンライン英会話で必要な会話力、表現力と、TOEICで必要な会話力、表現力は、必ずしも一致するわけではないということは間違いありません。

一般的に、オンライン英会話で用いる表現は、かなりくだけていて、あまりフォーマルな会話ではないというのが実際のところです。したがって、どちらかといえばかなりキッチリした表現を必要とするTOEICとは、確かに同じ会話、もしくはスピーキングであるとは言え、少々毛色が異なっていると言わなければなりません。

しかしそうは言っても、TOEICというテストは合格不合格があるわけではありませんので、どのくらいのポイントを目標にしているのかによって、必要な基礎力、応用力は変わってきます。つまり人によって価値観自体が異なるということになります。このあたりが、上でも少しふれた相性の善し悪しの感じ方が人によって異なるというところにつながってきているのです。

ですから、資格が必要だからTOEICで絶対に○○ポイントはマークしなければならないという人が、オンライン英会話だけでTOEIC向けの勉強をしようという考え方には、ちょっとばかりムリがあるのではないか…と言わなければなりません。

ただ、せっかくオンライン英会話で英会話を学習しているのだから、多少TOEICの点数が上がればいいのにな…というような考え方の人であれば、一定の効果を期待することは不可能ではありません。そういった意味では、オンライン英会話とTOEICの相性というのは、決してベストマッチングということは断言できないものの、必ずしもまったく役に立たないというわけでもない、というややあいまいな関係になると思われます。

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